バスピュアコートローラー施工検証��
2回目塗装前
♯600番ジスクペーパーで軽目に1回目を研磨
中毛マイクロファイバースモール4インチでの塗装です。(2回目)
W字にネタを配り、ゆっくり下から上に転がして仕上げていくとダレも無く綺麗に仕上がりました。
艶感や映り込みは膜厚が増しましたので1回目より増しました。
ローラーの欠点の微細抜け毛やブツは多少ですが確認できます。
手刷毛の抜け毛ならピンセットで取れますが、ローラーの微細抜け毛は取れません。
一長一短ですね。
手刷毛とローラー
ローラーの種類は、
比較的抜け毛の少ないマイクロファイバー系、高級ポリエステル系の中毛スモール油性用(シリコン、ウレタン対応)が良かったです。
手刷毛は3〜10�冑�の油性用、万能用のナイロン刷毛です(柔らか目)。
DIYでは幅は狭い方が扱いやすいように思います。
手刷毛とローラー比較
結果
ローラーは、
作業性・平滑性は◎
膜厚・艶感〇
抜け毛・ブツ感△〜〇
でした。比較的初心者でもそれなりに仕上がるアイテムです。特に壁面作業性は良いです。
欠点は、仕上がり感を重視した場合は膜厚を付けにくい。膜厚を付けようとした場合はゆず肌になりやすい。
微細抜け毛の発生がある。
手刷毛は、
作業性・平滑性は△〜〇(熟練度に左右されやすいです)
膜厚・艶感◎
抜け毛・ブツ感〇(抜け毛はピンセットで取れます)
仕上がり感は技量に左右されますが、膜厚は付きやすいので艶感は出ます。
耐久性が必要な浴槽内や洗い場の摩耗のある部分には膜厚も必要です。
欠点は、仕上がり感が技量に左右されやすく初心者の場合は刷毛ムラ、刷毛目が出やすい。
以上が今回行いましたバスピュアコートのローラー使用検証でした。
追加
ホーローバス・ステンレスバスの素地研磨に使用する極粗目の♯40番研磨です。
ポリバスの場合、♯240〜♯400番程度の中目で素地研磨(足付け)します。
いずれも満遍なく丁寧な研磨が長期耐久に繋がります。
勿論、研磨後の脱脂清掃も重要です。
スポンジジスク
コーナー部の多いバスタブではフレキシブルなスポンジジスクが作業性が良く入隅の研磨がしやすいです。電動工具使用の際も入隅部には併用します。
バスピュアコートローラー施工の検証2日目
先日のローラー検証では短毛スモールローラーの検証を行いました。
今日は中毛スモールローラーを追加して検証を行います。
マイクロファイバー短毛スモールローラー
短毛スモールの場合、一般に泡噛みは少ないとされています。
実施工してみて、塗料の含みが悪いので塗膜厚が付きにくい→透けが留まりにくい
→何回か手返しして留めるのでゆず肌になりやすいです。
1回目の塗装でゆず肌が強かったので♯240番(結構粗目のペーパー)で強めの素地調整を行いました。本来は1回目塗装の素地調整は♯400番中目〜♯800番細目を軽めに掛けたいところです。
マイクロファイバー短毛スモールローラー
黄色紙テープ上部が短毛スモールローラーの2回目です。
写真でも解りますが、ゆず肌が取り切れず平滑性と艶感がいまいち出ません。
刷毛塗り
刷毛塗りでは膜厚は一番付きますので艶感は一番あります。膜厚が付きますので耐久性も良いです。
ただし平滑性や作業性はローラーより劣りますので、DIYで素人さんが施工された場合は中々思ったような仕上がりには成りにくいかもしれません。
私も職人ではありませんので刷毛さばきは初級者の域です。
もう少し平滑に刷毛ムラ無く刷毛目無く塗りたいのですが、
職人さんや手慣れた方が塗装されてるのを見る分には意図も簡単そうに綺麗に仕上げられます。
高級ポリエステル中毛スモールローラー4インチ
中毛のスモールローラー4インチ(高級ポリエステル系)ウレタン、シリコン強溶剤可能のローラーの塗装検証です。
高級ポリエステル中毛スモールローラー4インチ
中毛ローラーは塗料含みが良いのでそれほど多くの手返ししなくても塗料が留まりますので作業性は一番良いです。その分ゆず肌にもなりにくく平滑性も出ました。
泡噛みの少ないバスピュアコートとの相性は良かったです。
以前のローラーは細かな抜け毛が目立ったのですが、割と最近出てきましたマイクロファイバー、高級ポリエステルのローラーは抜け毛をほとんど感じませんでした。
まだ1回塗り目なのでそこまで艶が上がっておらず目立たないせいもありますが。
シンナー希釈量は15%希釈です。
バスピュアコート実施結果 1回塗り後
刷毛塗り
作業性△〜〇
平滑性・刷毛ムラ等△〜〇
膜厚・艶感◎
抜け毛〇〜◎(ピンセットで取れます)
水性・弱溶剤用ローラー
途中で溶け始めNG
マイクロファイバー短毛(ウレタン、シリコン可能)
作業性〇
平滑性・ローラー目等〇
膜厚・艶感△〜〇
抜け毛△〜〇
高級ポリエステル中毛(ウレタン、シリコン可能)
作業性◎
平滑性・ローラー目等〇〜◎
膜厚・艶感〇
抜け毛〇
今回のローラー塗り実施検証では、
高級ポリエステル中毛(ウレタン、シリコン可能)
がかなり良い仕上がりとなりました。
マイクロファイバー系の中毛も同様の仕上がりとなると思います。
後日確認します。
水性・弱溶剤用ローラーの使用は不可です。
バスピュアコートローラー施工の検証
DIYで浴室にチャレンジされたいされたい方からローラー作業の質問を受けました。
ある程度刷毛使いの出来る方が丁寧に浴槽塗装される場合は、
膜厚が十分につく。
艶感が大変良い。
細かな抜け毛が無い。
の理由で刷毛塗り作業を推奨していますが反面、
作業性が悪い。
均一に塗れず刷毛ムラ、刷毛目が出やすい。
等の欠点もあります。
最近のローラーは性能も良くなっていますので、今回はホームセンターにある各種ローラーを使用してバスピュアコートの塗り検証をしてみます。
(パイロキープはシリコン塗料の性格が強く泡噛みしますのでローラー作業は不可)
今回は塗装木板を素地にして各種ローラーの可否を検証してみます。
水性◎、弱溶剤◎、強溶剤×のローラー
まずは溶剤可能ローラーですが、
水性◎、弱溶剤◎、強溶剤×のローラーの検証です。
水性◎、弱溶剤◎、強溶剤×のローラー
強溶剤×のローラーなのでやはり途中からローラーが糸を引き始めました。
バスピュアコートは強溶剤なので水性◎、弱溶剤◎、強溶剤×のローラーは
溶けるのでNG×です。
仕上り感も大きなゆず肌となりました。
強溶剤用スモール短毛ローラー(MICRO)4インチ
次は水性◎、弱溶剤◎、強溶剤◎ ウレタン、シリコン塗装可の短毛スモールローラーの検証です。
強溶剤用スモール短毛ローラー(MICRO)4インチ
弱溶剤◎、強溶剤◎ ウレタン、シリコン塗装可の短毛スモールローラーでは塗料が糸を引く事無く1回目の塗装は無事終了です。
均一な塗装面で作業性は良好です。
但し刷毛塗りと比較した場合、細かなゆず肌(ローラー目)の為艶感は落ちます。
以前のローラーと比較した場合、細かな抜け毛は減りました。
短毛は塗料含みが悪いので追っかけ2回塗りで膜厚を確保しましたが、その分手返しが多くなりローラー目、ゆず肌は目立ちます。
今回は1回目の塗装ですので後日ペーパー調整して2回目の仕上げ塗装します。
(ペーパー掛け仕上げ塗りをするには最短で4時間以上必要です)
シンナー希釈は15%希釈しました。
バスピュアコート、パイロキープ耐熱水テスト10日間240時間後
1ヶ月間のバスピュアコート、パイロキープ、プライマーの耐熱水テストをスタートしてから10日間240時間後の中間報告です。
今回のテストは60℃熱水長時間浸漬の通常で行わない荒っぽいテストですが、
浴槽用塗料、浴槽仕様の安心安全の為、行っております。
熱水浸漬は促進試験の一種で塗料やプライマーのアラ探しとなります。弱点を見つけるには的を得た試験方法です。色変化率や密着性のレベル判断がより明確となります。通常では問題の無かった碁盤目密着テストも耐熱水テスト後では問題が発生してしまう場合もあります。
長期耐久性の確認となります。
バスピュアコートステンレス
B:ステンレス素地目粗し→ステンレスベースコートGX→バスピュアコート
色変化◎
密着◎
肌具合◎
パイロキープTS2000ステンレス��
B:ステンレス素地目粗し→ステンレスベースコートGX→パイロキープ
色変化〇
密着◎
肌具合◎
パイロキープTS2000クリアーステンレス��
C:ステンレス素地目粗し無し→1液密着強化プライマー→パイロキープクリアー
色変化◎
密着◎
肌具合 1液密着強化プライマーの層間で水噛みをしており×
1液密着強化プライマー仕様はNG
各社からも出ている1液の密着強化プライマー(マルチプライマー)
はとても作業性が良く大変期待をしたのですが熱水の促進試験では
耐熱性、耐水性に不安が出ました。
バスピュアコートタイル
A:タイル素地目粗し→バスピュアコート
B:タイル素地目粗し→1液密着強化プライマー→バスピュアコート
A:色変化◎
密着◎
肌具合◎
B:色変化◎
密着×
肌具合 1液密着強化プライマーの層間で水噛みをしており×
1液密着強化プライマー仕様はNG
バスピュアコートタイル��
C:タイル素地目粗し無し→バスピュアコート
D:タイル素地目粗し無し→1液密着強化プライマー→バスピュアコート
C:色変化◎
密着△
肌具合〇
D:色変化◎
密着◎
肌具合 1液密着強化プライマーの層間で水噛みをしており×
1液密着強化プライマー仕様はNG
バスピュアコートポリエステル(FRP)
A:ポリエステル(FRP)素地目粗し→バスピュアコート
A:色変化◎
密着◎
肌具合◎
バスピュアコートポリエステル(FRP)��
B:ポリエステル(FRP)素地目粗し無し→1液密着強化プライマー→バスピュアコート
B:色変化◎
密着◎
肌具合 部分的に1液密着強化プライマーの層間で水噛みをしており△
1液密着強化プライマー仕様はNG
バスピュアコートポリエステル(FRP)��
C:ポリエステル(FRP)素地目粗し→1液密着強化プライマー→バスピュアコート
C:色変化◎
密着◎
肌具合◎
総括
バスピュアコート、パイロキープ耐熱水テスト10日間240時間後
上記の結果から
ステンレスベースコートGX ◎
1液密着強化プライマー×〜◎
目粗し→直接塗布 ◎
C:ポリエステル(FRP)素地目粗し→1液密着強化プライマー→バスピュアコートのみで1液密着強化プライマーは好結果◎となっておりますが他がNGの為、1液密着強化プライマーは浴槽仕様には採用しない事とします。
パイロキープTS2000は平成23年にロングテストで好結果が出ていますので今回の上塗りはバスピュアコートを中心にテストしております。
http://www.314ki.com/?cn=100043
※現状の仕様 目粗し→直接塗布が色変化、密着、肌具合で◎となっておりますので今後も現状仕様を継続します。
引き続き耐熱水テストは1ヶ月間継続します。
溶剤系塗料塗った場合、2回目で写真のような塗膜チヂミが発生する場合が有ります。
〇溶剤で表面が溶けるプラスチック素地に塗った場合。
(バスタブのFRPポリエステル樹脂は耐溶剤性強いです)
〇脱脂清掃が不十分で油分やシリコンシーリングのシリコン分が素地に残っていた場合。
〇1回塗りの養生(乾燥)時間が短時間過ぎた場合等。
バスピュアコートは強溶剤速乾性ウレタンの為、耐溶剤性の弱いプラスチック製品への塗装は不向きです。
(遅乾性シリコンのパイロキープは今後確認します)
水周りには弱溶剤塗料、水性塗料はNGなので今後仕様検討します。
一般にはリフティング防止プライマー仕様ですが相性確認致します。
写真も耐溶剤性の弱いプラスチックの物が多く要注意です。
目立たない部分で溶剤拭きテストしてみて即座に表面がべたつく場合はNGです。
バスピュアコートのチヂミ再現テスト
写真はツルツルの一般的タイルです。陶器同等です。
浴室や水周りでは塗装の機会も多く難接着の部類の素地ですので
今回はこの素地を使用してバスピュアコートのチヂミの発生確認を致しました。
写真は通常仕様(粗目のジスクペーパー使用)で軽目に目粗しをしました。
次にシンナーによる脱脂清掃を十分にしました。
次に刷毛塗り1回目です。
チヂミ確認なのでホームセンターの150円の溶剤刷毛使用です。
余談ですが案の定天然毛の刷毛は埃噛みが有りブツ肌になりました。
特に天然刷毛は埃噛みが多いので使用の際は事前に十分なシンナー洗浄が必要です。
1回目の塗りは14時20分に塗りました。室温は10℃です。
虐化テスト(わざと過酷な条件で行うテスト)として
2回目の塗布を30分後、60分後の未硬化時間で行いましたが今回はチヂミの発生や不具合はありませんでした。
今回のテストでは不具合は発生しませんでしたが、まだ半硬化にも満たずペーパーも当てられない短時間ですので物性強度も心配です。よって2回目の短時間塗りは基本NGです。
次に半硬化〜硬化の180分、24時間後に2回目を塗布しました。
チヂミの発生はありません。
バスピュアコートの場合、弊社では2回目の塗布は基本翌日塗布を推奨させて頂いております。
(タイル、陶器への付着強度に付きましては前回のテストで◎合格でした)
今回は塗装不安の多いタイルに塗布し2回目塗布でのチヂミを確認しましたが、想定した発生はありませんでした。