パイロキープは強靭な塗料の為、耐薬品/耐溶剤塗料としてのご要望が多い塗料です。
但し、さまざまな条件、ご要望の中でどれだけ保ちますか?と聞かれて
一部のデータを提示させて頂いても中々実際のイメージとはなりません。
よって実際の薬剤を使用して虐化テストを現場で行って頂き耐久性を判断して
頂くケースも多いです。
耐薬品/耐溶剤仕様ではTS2000+TS-FXクリアーの組み合わせが標準となります。
この仕様は落書き対策、耐汚染仕様としても使用します。
TS2000+TS-FXクリアーの試験用塗板作成中です。
塗板が小さい為、今回は30�佗�の溶剤用ナイロンの小刷毛を使用しての塗布です。
弊社ではパイロキープTS2000の塗装では硬化促進剤 2%添加で作業します。
TS-FXクリアーの場合、硬化促進剤を添加すると極端の使用可能時間が短くなりますので
基本は促進剤は添加しません。
但しTS-FXクリアーは大変タック切れの悪い塗料の為、又今回は極小さな塗板作成の為
0.2%とゆう極少量を添加して作業を行いました。
ここらへんの微調整がパイロキープの特殊性ではあります。
これから気温が高くなり慣れないうちは、施工時間に余裕を持って添加無しを選ばれる方が良いかもしれません。
硬化促進剤の添加は小面積塗装の場合5gとか10gとかの微量の添加もございます。
硬化促進剤を添加される場合は必ず料理用精密秤、5gスポイド等を使用して頂き
正確計量にてご使用願います。
パイロキープの塗装後の刷毛はシンナーを交換して手もみで2度洗いします。
簡単な洗いでは大抵使用不可となります。
耐薬品/耐溶剤性が強い反面、どんな強溶剤でも戻らないやっかいさもあります。
刷毛ももったいないので一生懸命洗って次に戻りやすくするため刷毛先を広げて
保管するのですが、それでも戻らず使い捨てになってしまう場合が多いです。
ごわごわの刷毛で無理無理塗装したら綺麗な仕上がりになりません。
ご了承願います。
特殊塗料 制娠防音塗料のご紹介です。
制娠防音塗料には流し込み、吹付け、刷毛塗り、シート状等様々な
塗布方法が有ります。
いずれも振動して音のうるさい機械類、車等の内側・内面に塗ったり流し込んだり
することで制娠防音を目的とします。
今回は厚膜流し込みの焼き付けタイプのテスト施工です。
振動機材の内側への充填流し込みをシミュレーションしています。
これによりこの機材は大幅に制娠し防音されます。
今回は焼き付けタイプの為、130〜140℃ 30分で焼き付けします。
今回は、1液マルチプライマーS透明+パイロキープTS2000白の組み合わせでの
密着試験です。これで十分に密着してくれればプライマーが1液の透明とゆう事で
大変作業性も良く美観も良いので大変期待しております。
まずは目粗し→シンナー脱脂面での碁盤目テープ剥離テストを行いました。
このテストでは全く剥離は無く◎合格です。
これにより必要最低限の密着は保っていると思われます。
次に目粗しの無いシンナー脱脂面での碁盤目剥離テストです。
想定・予想はしていましたが、残念ながら想定通りの全剥離で×不合格です。
十分な目粗し面でなければNGとゆう結果です。
次に目粗し→シンナー脱脂面でガムテープ剥離テストとカッターナイフによる
スクレーパーテストを行いました。
ガムテープ剥離テストでは剥離は無く◎合格です。
スクレーパーテストはアナログ感覚となりますが、△程度の密着と思います。
全体の結果として2液型のエポキシ下塗り同様、難接着面では十分な目粗しと
シンナー脱脂は必須です。
但し2液型のエポキシ下塗りより若干劣るものの必要最低限の密着性はあります。
1液マルチプライマーS透明は、作業性、美装性、速乾性、コスト面では2液型の
エポキシ下塗りより優れておりますのでこれの使用もありだと感じております。
今後さまざまな下地での虐化テストを行い仕様組みしていきたいと思います。