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塗料改質

2019/04/30 19:47:11  実験室

塗料改質

前回ブログでご紹介しましたSP-573の様にシリコン樹脂は強い耐久性があります。
最近の塗料はアクリル樹脂、ウレタン樹脂、シリコン樹脂の長所を利用して構成されてい物が多いですね。
これらの配合割合で各種物性や作業性や美装性や単価が変化します。
単価は高いけれど大変物性や耐候性に優れた樹脂にフッ素樹脂があります。
塗り替えの困難な東京スカイツリー等ではフッ素樹脂塗料が使用されています。
よって塗料の改良改質にフッ素樹脂配合は効果的です。

フッ素添加剤

フッ素添加剤にはパウダー状の物と溶液状の物があります。
パウダー状の物は滑り性が良いのでグリス配合して潤滑性を高めたりフライパン表面に焼き付けてテフロン(フッ素加工)としたりします。高強度塗膜です。
塗料にパウダー配合する場合も有りますが、改質では樹脂溶液が扱い易いので今回は2種類のフッ素溶液を適量配合してベース塗料を改質してみます。
今回の改質の目的は、耐摩耗性のアップと耐汚染性のアップです。

塗板を平均化するため1種類3枚のテストピースを作成しました。
ベース塗料と比較して作用と副作用各種を見ます。
指触硬化時間、初期硬化時間、可使時間、初期硬度変化は微差です。

ベース塗料との比較ではレベリング性は良くなっていて蛍光灯写り込みの輪郭ははっきりしています(F200)目視ですがグロス値は90%程度はあるように見えます。
養生時間を72時間置いて耐汚染性、耐摩耗性の変化を見てみます。

油性マジック除去(ベース塗膜)

油性マジックの除去テストで耐汚染性を簡易確認しました。
写真はフッ素改質前のベース塗料です(強溶剤2液性アクリルウレタン)

シンナー拭き

〇シンナーによる塗膜軟化は特にありません。
〇マジックは取り切れず跡残りはあります。

油性マジック除去(フッ素改質塗膜)

写真はフッ素改質塗膜です(フッ素溶液 F-200、F-510)

シンナー拭き

〇シンナーによる塗膜軟化は特にありません。
〇マジックは取り切れず跡残りはありますが薄くなり一定の改質は出来ました。
 マジックの跡残り量で解る事は塗膜の緻密性アップと硬度アップです。
 緻密性アップと硬度アップは耐汚染性と汚染除去性アップに繋がります。
 結果フッ素塗料には及びませんが近い水準にはなりました。

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