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ホーローバス熱水吹き出し口の防錆施工

2019/05/30 23:48:28  施工実績

ホーローバス熱水吹き出し口の防錆施工

給湯器の交換後のホーローバスで熱水吹き出し口から錆汁が流れはじめました。
この錆を止めて欲しいとのご依頼施工です。
耐熱、耐水、長期防錆可能な仕様が必要です。

錆除去

現状の錆除去はワイアーブラシ研磨で可能な限り行いました。

浸透性防錆剤SP-573

4/21のブログでご紹介以降、各種テストを行ってきました浸透性防錆剤SP-573ステンレスフレーク含有タイプです。
5/21のブログでも実施工をご紹介させて頂きました。
大変強力な長期防錆力と耐水、耐熱性が有りますので今回の施工では打って付けの錆止めです。厳しい現場ですが安心感を持って施工させて頂きました。
ステンレスフレーク含有の為、写真のメタリックグレー色となります。上塗り兼用の防錆剤です。送風機により風を当てた状態で3時間のインターバルで2回塗りをしております。
硬化後は吹き出し口用、吸い込み口用樹脂カバーにより施工面は隠れますので上塗り塗装はしておりません。

カバー取り付けで完了

浸透性防錆剤SP-573ステンレス

セラポリマー社製造の浸透性防錆剤SP-573にはクリアー、カラー、メタリックグレーのラインナップがあります。いずれも防錆剤と上塗りを兼ねた塗材です。
弊社ショップではホーローバス用防錆剤として最も長期防錆力のあるステンレスフレーク含有のメタリックグレーをタッチアップ用として取り扱いさせて頂いております。
弊社の知る限りの塗材では最も長期防錆力があり頑強です。
耐薬品性、耐溶剤性、耐久性も強力ですので現在高濃度の硫酸、塩酸、苛性ソーダ、次亜塩素、塩水で長時間浸漬テストを継続しております。

直火焚きホーロー浴槽の塗装改修

2019/05/21 15:18:36  施工実績

直火焚きホーロー浴槽の塗装改修

直火焚きホーロー浴槽を空焚きしてしまい底板のホーロー層が斫れ鋳物金物が露出してしまいました。
塗装改修後の直火焚きはNGですが今後は直火焚きは止めて給湯器を使用されるとの事で底板改修を請負いさせて頂きました。

前処理鋳物研磨

サンダーによるダイアモンド研磨ではホーロー層が斫れ続けますので♯20ジスクポリッシングで極力錆を研磨しました。

極粗目ジスク使用です。錆面が広いため3枚使用しました。

研磨後

浸透性防錆剤SP−573ステンレス

特殊防錆剤SP−573塗布により防錆を行います。
低分子樹脂の浸透性、強力な密着固着性、ステンレスフレークの鱗片による防錆の特殊防錆剤です。

強制乾燥的に送風機で風を送り3時間程度の養生で次工程に移れる乾燥硬化となりました。

パイロキープTS2000塗布

ホーロー層は1伉度の厚膜です。
厚膜が必要となりますので今回は厚膜塗料のパイロキープを極力厚塗りで塗布しました。今回の浴槽底板は中央に向かい傾斜のある底板のため流し延べでは流れてしまいます。よって厚付け塗りはしましたが1工程では100μ程度と思います。

施工完了

今回の施主様のご要望は長期防錆と極力のコストダウンでした。
工程は、
素地研磨

浸透性防錆剤SP−573ステンレスフレーク

パイロキープTS2000ブルー刷毛厚付け

パイロキープTS2000ブルー刷毛厚付け

パイロキープTS2000クリアー刷毛厚付け
の2日間施工でした。
SP-573ステンレス+上塗り膜厚は300μ以上ですので長期防錆は安心です。
本来ならば1工程にアルミナ骨材フレークを入れ1个離僖峠萢、フラット研磨をしたい底板ですが、1日間工期が延びてしまいます。
今後の直火焚きはNGをお願いして終了しました。

耐薬品試験

2019/05/14 20:43:33  実験室

耐薬品テスト

4/29の耐溶剤試験に続き各種塗料の耐薬品テストを行います。
使用薬品は耐アルカリ性、耐酸性の指標によく使用される苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)、硫酸、塩酸、次亜塩素酸ナトリウムです。

次亜塩素酸ナトリウム12%溶液です。
次亜塩素酸ナトリウムはプールや水道水、その他の殺菌一般に使用されており日常で馴染みのある薬剤です。
塩素系漂白剤や徐カビ剤にも使用されております。
かなり希釈した状態では一般に使用されますが、水が蒸発して高濃度になる部分では鉄を酸化させ有機物も腐食させる意外にやっかいな薬剤です。

左から
苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)30%溶液
塩酸20%溶液
硫酸20%溶液
次亜塩素酸ナトリウム12%溶液
5/9よりスタートしました。


超耐溶剤、耐薬品塗料SP−573

4/29の耐溶剤試験で大変優れた耐溶剤性を示した特殊塗料SP−573を中心に各種塗料の耐薬品性を見ます。
金属腐食度合いも併せて見たいのでSP−573は金属蓋(鉄)に塗装しています。

次亜塩素酸ナトリウム12%溶液

次亜塩素酸ナトリウム12%溶液と金属の反応には驚きました。
大変不安定です。金属を入れたとたん泡を吹きながら反応腐食を始めました。


常温でも徐々に自然分解するが、日光特に紫外線や温度上昇により分解は促進する。また、溶液中に重金属(コバルト、ニッケル、銅、鉄など)および塩類が存在すると著しく分解が促進する。さらにpH値が低下すると分解が促進し、特にpH7以下の酸性になると分解反応が生じ、pH5より酸性下では急激に塩素ガスが発生するため危険である。pH5〜7の領域は、次亜塩素酸態濃度が最も高いため強い殺菌作用を示す。

との事で金属には大変不安定な薬剤です。
屋内プールでの鉄鋼腐食が激しい事を目の当たりに見ました。

SP−573はクリアーにグレー色も加えました。

併せて薬品の48時間滴下テストもしています。
滴下テストは最初は水で希釈された状態ですが、水が蒸発するにつれ濃度が上がり徐々に強酸、強アルカリに変化します。

次亜塩素酸ナトリウム12%溶液

次亜塩素酸ナトリウム12%溶液はもともとは淡い黄色の水溶液でしたが、2日間で赤黒い水溶液のに変わってしまいました。
金属の腐食錆色です。赤錆色を通り越して黒錆色になりました。

水溶液を捨てたら鉄錆の最終形の黒錆が底に溜まっていました。
余談ですが錆転換系錆止めは赤錆→黒錆に転換させて固着安定させるメカニズムです。

金属蓋とブリキ板の裏面です。
黒くなっている部分は腐食が進行して穴が開いています。指で触ると欠け落ちます。
たかだか2日間ですからびっくりの強反応です。
これ以上浸漬していると土台の金属自体が無くなりますので、次亜塩素酸ナトリウム+鉄素地の試験はこれで中止します。
次亜塩素酸ナトリウム溶液の耐薬品テストは素地を変更して行います。

パイロキープ塗膜を試験していたブリキ板です。
塗膜自体は正常です。

SP-573クリアー塗膜を試験していた鉄蓋表面です。
こちらも塗膜自体は正常です。
塗膜はバリアーとして機能しています。

メッキ工場壁とトイレタイル壁、床

2019/05/05 02:09:57  施工実績

メッキ工場壁 

いつもお世話になっています施工店様にGW中施工でメッキ工場の倉庫壁の塗装改修を行って頂きました。
メッキ薬剤の酸性雰囲気で写真のように短期間で塗膜は花開き素地鉄板の腐食が激しいとの事でした。

耐酸塗料パイロキープTS2000塗装

このような現場ですので耐酸塗料のパイロキープTS2000使用で塗装改修を行って頂きました。
サンディング→ローラー施工です。ローラー施工でのパイロキープは泡噛みがありますのでなるべく泡噛みの少ない短毛スモールローラーの使用です。

バスピュアコートによるタイル壁塗装

同じくGW中にトイレのタイル壁を施工して頂きました。
タイル壁の場合ローラー泡が発生すると目立つのでバスピュアコートN-9(オフホワイト)使用です。綺麗に仕上げて頂きました。

GW施工ご苦労様でした。

トイレ磁器タイル床

床は美装と清掃のし易さ目的でパイロキープTS2000濃茶で塗装されました。
がらりと雰囲気変わりました。

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